国際離婚について

離婚率

国際結婚って離婚するカップルが多い、というイメージありませんか?確かに日本人同士のカップルにはない、言葉の問題、文化の違い、食べ物や宗教などの障害!?があるかもしれません。

でも意外にも離婚率は日本人の方が高いんです。

 2018年の厚生労働省の統計によると、日本人カップルの婚姻件数 586,481 組に対し、離婚件数は208,333 組。結婚した内の、約36%のカップルが離婚しています。

それに対し国際結婚の場合は、婚姻件数4,617組、離婚件数 1,118組で約24%。

色々な障害を乗り越えて、奮闘しているのでしょうか?! 概ね幸せなカップルが多いという事かもしれません。

離婚原因

離婚原因は国籍なんか関係なく、10人10色だと思います。

個人的にはいわゆる国際結婚ならではの、言葉や文化などの様々な要因は、離婚の直接の原因にはならないような気がします。

日本人同士でも関係が縺れてしまった時のコミュニケーションは、ギクシャクしたり、伝わらなかったりします。

それと同じように、関係が悪化してしまってギクシャクした先に、外国語でのコミュニケーションが、面倒になるんじゃないかなぁと思います。 

だから個人的な意見としては、突き詰めれば、離婚原因は日本人同士のカップルと同じで、性格の不一致、浮気、ギャンプルや暴力だと思います。

では、私の離婚原因は何?と聞かれたとしたら、一言で答えるのは難しいですね。長い間の積み重ねで、どうにもならないところまで来てしまった感じです。それを敢えて一言でまとめるとすれば、性格の不一致なんだと思います。

離婚を決断したら

私の場合、相手から『離婚したい。』と言われた事がきっかけでした。

実は私も前から『子どもが成人したら離婚しよう。』と決めていました。でも、言われた時は予定より早くその時が来てしまって焦りました。

よく離婚はエネルギーを使うといいますが、正にその通りです。そもそもネガティブな事柄だし、不仲の状態で物事を決めていくのは、とても難しく、エネルギーと忍耐を使います。

私の場合は、日本で結婚して、日本で生活して、離婚も日本なので、日本の法律に従って離婚手続きをします。

なので、私の場合は国際離婚だからと言って、特別な手続きは殆どなくて、あまり参考にならないかもしれません。

離婚に際して決めた事

子どもの事

  • 子どもの親権
  • 養育費
  • 面会交流権

お金のこと

  • 慰謝料
  • 住宅ローン
  • 財産分与
  • 生命保険

その他

  • 離婚後の氏について
  • 公正証書を作成することについて
  • 離婚後のビザについて

色々決めたら公正証書を作ろう

厚生労働省の調査では、養育費が支払われている母子家庭は、24.3% だそうです。4人に3人は支払われていません。先進国でここまで支払率が悪いのは、日本くらいだそうです。

離婚するような仲で、公正証書を作成するのは本当に大変で、そんな事より早く離婚したい状況の方もいるかもしれません。

なんらかの事情で関わりを断ちたい場合もあるかもしれません。相手が外国人の場合は、日本で働いているかなどの問題もあるかもしれません。

でも、頑張ればできるなら、私は作った方がいいと思います。

公正証書を作ることのメリット

1.証拠になる

後で言った言ってないって、よくあることです。

2.安全

公正証書は公証役場に20年間保管されます。無くしても再発行できます。

3.執行力    

一番のメリットかもしれません。「強制執行認諾約款」を明記しておけば、養育費が支払われなくなった時に、裁判をしなくても給料や銀行口座を差し押さえできます。

4.心理的な圧力 

強制執行されたら、養育費を払わなかった事が会社にバレます。社会的にそういう状況に晒されたくないので、『ちゃんと支払おう。』って思ってくれるのではないでしょうか。

公正証書作成のデメリット

1.費用が結構高い

政府が定めた「公証人手数料令」という政令によって決められています。私の場合は財産分与で、公正証書に持ち家の事を記入したので、結構な金額になりました。7万円弱も支払いましたが、内訳はわかりません。笑

10 手数料

2.担当する人によって対応が違う

もちろん、私を担当した公証人は1人だけなので、比べる事はできません。担当の司法書士の方から聞いた話ですが、公証人は元判事や検事だから、傲慢だったり、鼻であしらったような態度の方もいるそうです。

そこで、おすすめの公証役場を紹介して頂きましたが、それでも『その態度はなんなんだよ〜』って思ってしまいました。

 準備が整ったら『離婚届』を提出しよう

書類を市役所に持って行った時は、『やっと離婚できる〜!』ってちょっとした解放感でした。

でも、実はまだまだ終わりません。

  • 国民健康保険の加入

元配偶者の扶養になっていた場合は、元配偶者経由で会社に保険証を返却して「健康保険資格喪失証明書」をもう必要があります。

  • 小児医療証の手続き
  • 児童手当、児童扶養手当の手続き
  • 国民年金の加入
  • 年金分割の手続き

市役所での手続きは管轄の市町村に確認した方がいいかもしれません。私の場合は相手が引越しをする事になりました。

でも、イタリア大使館への届出や、各種名義変更の手続きをするために、それらが終わるまで転出手続きをしない方がスムーズだったので、住民票の住所を変えるのが、離婚後しばらく経ってからでした。

事実上、離婚が成立していても住民票が変わっていないと、児童手当は元配偶者に支払われます。児童扶養手当てももらえません。

実際に今の時点でまだ終わっていない手続きがあります。市役所での手続きの他にもまだ色々あります。

  • 光熱費や通信費などの支払者変更
  • 生命保険、医療保険の解約や変更など
  • 元配偶者の郵便物の転送手続き
  • 元配偶者の引越し

他にも見落とししてる事があるかもしれません。ここまで来るのに約半年かかりました。お互いの協力があればもっと早くできたのかもしれませんが、長かった〜。

さあ新しい人生の始まりです

私1人で子ども3人育てる事が、容易ではない事は覚悟しています。でも、晴れやかな気持ちである事は確かです。

まだ私の人生は年齢的には折り返したところ。やりたい事もやり残した事もまだまだあります。

頑張るぞ〜。