実は知っているイタリア語いろいろ

実は知っているイタリア語いろいろ

イタリア語は難しい

何を隠そう、私は主人と結婚して10年以上経ちますが、イタリア語は話せません。

でも、主人や義母が子ども達にイタリア語で話しかけているのを聞いていました。
子どもがだんだんと自然にイタリア語を話せるようになるように、私も大体イタリア語がわかるようになったんです。

実は一度、イタリア語を勉強しようとした事がありますが、難しすぎて諦めました。
文法から勉強しようとすると本当に難しくて、男性名詞とか冠詞の事を考えちゃうと混乱して喋れません。

逆にイタリア語の発音は日本語に近いので聞き取りやすく、文法よりも耳から入った方がいいかもしれません。

例えばりんごは『mela』(メーラ)ですが、話をするときに 『mela』 だけでは話さないんです。
必ず 『la mela』 とか 『una mela』 とかの冠詞がつきます。

男性名詞だからとか、女性名詞だからとかなんて考えない。
もうセットで覚えてしまいます。

という訳で個人的には、耳から入った方がイタリア語を覚え易いと思います。
そして、実はもう日本に定着しているイタリア語がたくさんあります。

『なんだ。結構、私もイタリア語を知っているのねぇ。』 と思えたらイタリア語に対するハードルが下がりますよね?

実は知っているイタリア語

お店の名前いろいろ

pronto_プロント

これは知っている人も多いですね。
そう、『カフェ プロント』のprontoです。

英語の ready という意味で、準備ができたとか、『よ〜い、ドン!』の『用意』ですね。

このprontoは電話の 『もしもし』 としても使います。
電話がなって、撮る時の第一声が『pronto!』 です。

Veloce_ベローチェ

カフェ繋がりで、『カフェ ベローチェ』 です。

もしかすると、関東の人しか知らないお店かもしれません。

意味は英語で 『fast』 速いという意味です。
急いで!という時にも使います。

Gusto_ガスト

レストランのガスト。スペイン語が由来だそうですが、イタリア語も全く同じ意味で 『味』。
でも発音は 『グスト』です。

Parco_パルコ

デパート名として使われているパルコ、イタリア語の意味は『公園』です。

selia_セリア

おなじみ100円ショップのセリア。
セリアのHPにはその由来についてこう書かれています。

セリアHP→http://www.seria-group.com/about/

でもイタリア語で真面目なという意味の基本形は『Serio』 です。
una donna seria と女性に対して使う時に『seria』になります。単体でseriaとは言いませんが、女性をターゲットにしているのかもしれません。

Libro_リブロ

書店の名前リブロ。Libroの意味は『本』。ストレートな名付けですね。
因みにイタリア語で書店は『Libreria』と言います。

車の名前いろいろ

Passo_パッソ

『歩み、足取り、ステップ』という意味のイタリア語です。

Premio_プレミオ

賞、表彰、プレミアム

Porte_ポルテ

(複数の)扉、ドア

Tanto_タント

イタリア語の意味は『たくさん、多い』という意味です。
コンパクトな車なのに、たくさん入るよ〜という意味でつけたのでしょうか?

Mira_ミラ

標的、照準

Serena_セレナ

平穏な、晴れ渡った

Fuga_フーガ

フーガ(音楽用語)、逃走、脱出

Murano_ムラーノ

ヴェネツィアのムラーノ島

Alto_アルト

高い

Stella_ステラ

『星』でも発音は 『ステッラ』 です。

雑誌の名前いろいろ

Ogge_オッジ

今日

Domani_ドマーニ

明日

Voce_ボーチェ

Nonno_ノンノ

『Nonno』の意味はおじいさんです。因みにおばあちゃんは『Nonna』。

雑誌の名前におじいさんって可笑しいわ、と思っていましたが、
でも、本当はこの雑誌のノンノの由来はアイヌ語の『花』だそうです。
花のように美しくという願いでつけられました。

その他いろいろ

Ghibli_ジブリ

スタジオジブリの名前はイタリア語から来ています。
でも、本当の発音は『ギブリ』。これは宮崎駿さんの勘違いからジブリになってしまったそうです。
公式HPにはこのように書かれています。

「ジブリ」とはサハラ砂漠に吹く熱風のことです。第2次大戦中、イタリアの軍用偵察機が名前に使用していましたが、飛行機マニアの宮崎がこのことを知っており、スタジオ名としたわけです。「日本のアニメーション界に旋風を巻き起こそう」という意図があったと記憶しています。

スタジオジブリ公式ページhttp://www.ghibli.jp/history/

また、プロディーサーの鈴木敏夫さんはこのように話しています。宮崎駿さんが「ジブリ」がいいとみんなにアルファベットを書いて見せたんです。すると高畑さんが「これはギブリと発音するのでは?」と言ったのですが、「いや、俺のイタリア人の友人がジブリだと言っている。」と言い張ってこの名前になったそうです。でも後に『ギブリ』が正しいことが判明するも、すでに会社名を登録した後だったそう。

Uno_ウノ

カードゲームの 『UNO』 はイタリア語で 『1』 です。

でも、UNOはアメリカ人が考案したものなので、イタリア語としてUNOにした訳ではないかもしれませんね。因みにスペイン語も『1』はUNOです。

Carta_カルタ

意味は『紙』です。カードゲームのことも指します。
カルタてっきり日本のカード遊びだと思っていましたが、もしかすると由来はヨーロッパなのかもしれません。

cachi_カキ

日本からイタリアへ渡った果物です。
現地でもそのまま 『カキ』と言います。

番外編

日本人にイタリア語が聞き取りやすいように、イタリア人にとっても同じこと。
日本語なのにイタリア語に聞こえてしまう、日本語なのにイタリア語にも聞こえてしまう言葉を集めてみました。

磯野カツオ

これはもっとも有名かもしれません。
Io sono cazzo. (イオ ソノ カッツォ) と発音しますが、磯野カツオとも聞こえますね。
『私はちんちんです。』 という意味になります。

Io sono~ は英語でいうと I am~ と一緒です。

ちんちん

イタリア語では乾杯の音頭として使います。
グラスを合わせて『Cincin!』

そのまんま定着しているイタリア語

そもそもイタリア由来のものは、そのままイタリア語で使われているものがたくさんあります。

音楽用語

ピアノ、フォルテ、モデラート、アレグロ、アンダンテ、ドルチェなどピアノを習ったことがある人にはお馴染みですね。

食べ物

パスタ、ピッツァ、カフェラッテ、カプチーノ、リゾット、ドルチェ

これでイタリア語が近づきましたか?

「言われてみると、知ってる知ってる。」と思った方も多いのではないでしょうか?
義母がよく言っています。「大人でもイタリア語の文法を間違う事はよくある。」だそうです。

そうです。イタリア人にとっても複雑なんです。

でも確かに文法は難しいですが、話す事は英語よりも簡単に発音できます。
もしイタリア語を始めようと思っているとしたら、映画や音楽から入っていくといいかもしれません。

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